ライオンの風をみたいちにち をよんで

  • タイトル:ライオンの風をみたいちにち
  • ISBN:978-4-333-02782-8
  • 著者:あべ弘士
  • 発行所:佼成出版社

「ライオンの風をみたいちにち をよんで」

「あらしのよるに」が好きな息子のために図書館で借りました。図書館でも手に取りやすい位置に置かれていたので、おすすめなのかなと思ったら、2018年9月10日第一刷発行ということで、新しい絵本でした。

こんなに堂々とした絵本があるんですね。読んでよかったです。

このお話はライオンのとうさんが、こどもたちと一緒に散歩にでかけたお話です。新しい本だし、是非読んでいただきたいので内容はあまり書かないようにします。

ライオンのおとうさんは、こどもたちに、自分たちの暮らす世界の事を教えながら散歩をします。
言葉だけでなく、目にうつるもの、体にふれるもや、感じるもの。伝えていきたい事がたくさんあるのでしょう。
絵の中には、ライオンにもどうする事もできないような自然が、躍動的に描かれています。

でも、おとうさんは、ただ、こどもたちに色々な事を教えるために散歩しているわけではなさそうです。
おとうさん自身が散歩が好きなのでしょう。その時その時の思いを五七五で表すのが、ひそかな楽しみなのだと思います。

素敵なお父さん像だと思いました。
社会の事は父親から学んでいく。と言われていますが、どうしても最近のパパはスマホ握ってあたふたしている、まさに「わら掴んでる」ように見えます。

このライオンのおとうさんのように、楽しんで生きている姿を見せるだけでも良いと思いますよ。きっと、世の真面目なパパさんは「よいパパ」をしようと一生懸命なのでしょうが、パパはパパで良いと思います。(だからって一日中、寝っ転がって実況動画見てすごしてたら、嫁に舌打ちされるでしょう。)

なので、パパさんにもおすすめしたい絵本です。

そして、子どもにもとても良い絵本だと思いました。
我が子の反応になりますが、絵本の中に入り込んで会話をしていました。自分もどこからか一緒に「散歩」にでかけていたのでしょう。

そして、とても読みやすいです。
未就園児の頃から小学生まで、幅広い読み聞かせに適していると思います。

こういう、堂々とした世界のある絵本。大好きです。

おわり

ライオンの風をみたいちにち(Amazon)

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